石川啄木(1886-1912)被稱為日本國民詩人,
本書從其短暫的一生,多方考察他對日本近代詩歌史的影響。
要細說日本近代詩歌史,則無法忽略石川啄木(1886-1912)的詩歌,因為石川啄木的詩歌涵蓋了豐富多樣的表現方法及問題意識,與整體詩歌研究息息相關。本書各篇論文從思想、歷史、受容、定型、韻律、修辭、歌語等多方視角與前衛的觀點,探討石川啄木的詩歌表現,可見詩歌研究是具有如此深不可測的內涵。
透過本書論考,不僅期許讀者們可以玩味啄木詩歌中,他的發想和表現所帶來韻文清新的魅力,身為本書編者也由衷期許詩歌研究的發展,能深化國際日本學研究。
石川啄木(1886-1912)の詩歌をはずして日本の近代詩歌史を精密に語ることはできない。それほどに石川啄木の詩歌は、詩歌研究全般にかかわる、多様で豊潤な表現方法や問題意識を内包している。たとえば本書の諸論考では、啄木詩歌における表現について、思想、歴史、受容、定型、韻律、修辞、歌語などの多角的で先進的な視点から論じられているように、詩歌研究への射程がいかに計り知れない奥行きをもつものであるか、が理解できよう。
本書の論考によって、多くの読者が啄木詩歌の発想と表現がもたらす清新な韻文の魅力を味覚するにとどまらず、編者としては詩歌研究そのものの発展が国際日本学の深化に寄与することを、心から期待している。